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【タイヤ痕の謎?】 

 支援者の、タイヤ痕が偽物であるという根拠としては、
 1.溝がなく曲がってハの字状になっている
 2.先端の部分が濃い(オタマジャクシ状)
 3.色が茶色い
 4.アスファルトの凹みまで黒くなっている
 5.時間経過で色が薄くなっている
 6.翌日には消えていた
 というもがあり、液体(清涼飲料水)で描かれたものだと主張しています。

●あり得ない形状のタイヤ痕?

 1.
 弁護側の事故鑑定人が、そのようなタイヤ痕はあり得ないと説明していますが、それは、単純に「急ブレーキ」だけで付いたブレーキ痕の話です。
 ネット上では、衝突の衝撃による前輪の横滑り=斜行スリップの可能性が指摘されています。

→【走行実験について】
→【斜行スリップ説】

●飲料水で描いたタイヤ痕?

 2.
 液体で描かれたタイヤ痕で時間とともに薄くなるのならば、薄い部分から先に消えていくはずです。
 ところが、タイヤ痕の写真では、むしろ、オタマジャクシの頭だけが薄くなっているようなものがあります。
 頭だけを塗り足したとか、何らかの液体がバスのタイヤを伝って接地面に入り込んだとか、斜行スリップで最後にタイヤがロックしたとか、ネット上でも諸説がありますが、現時点ではいずれも、決定的とは言えない感じがします。

 3.
 これは、写真の色調の問題でしょう。
 タイヤ痕が茶色っぽく写っている写真は、タイヤ痕が付いていない部分のアスファルトも茶色っぽい色調ですし、別の写真では全体的に青っぽい色調になっているものもあります。

 4.
 これは、フラッシュを使わずに自然光で撮影したため(影がハッキリと写っている写真があります)アスファルトの凹みが影になっているだけでしょう。
 事故があった3月3日の高知県の、現場検証時(14時55分~17時17分 地裁判決文 5/19)の太陽の高度は35.1~8.8度、日の入りは18時04分です。

 (参考)
 こよみの計算
 http://www.nao.ac.jp/koyomi/koyomix/koyomix.html

 5.
 これは、写真のコントラストの問題でしょう。
 ネット上にアップされている写真を見比べてみると、路面のアスファルト自体の色や濃さがまちまちなのがわかりますが、そのような写真で、単純にタイヤ痕の色や濃さだけを比べても意味はないでしょう。

●事故の翌日にはタイヤ痕が無かった?

 6.
 これは、事故の翌日に現場を確認したという人の証言なのですが、バスの運転手の主張によれば、タイヤ痕の写真を見せられたのは事故の8ヶ月後、つまり、事故の翌日には、当然のことですが、タイヤ痕の問題が持ち上がっていませんし、タイヤ痕に関する情報もないわけです。
 この証言者は、そのような状況で現場のどこをどのように確認したのでしょうか?

 また、写真に写っているタイヤ痕の見え方と、現物の見え方が違っているという可能性も考えられます。
 カメラの位置(写真のパース)と、現場を見たときの視点が異なれば、タイヤ痕の形状の印象も違ってきますし、証拠写真がコントラストを強調しているものならば、写真にはハッキリと写っていても、実際のタイヤ痕はもっと薄くぼんやりしたものであった可能性もあります。
 現物と見え方が異なる写真のイメージで記憶をたどれば、タイヤ痕は無かったという認識になっても不思議ではありません。

→【記憶=真実?】
 
●素人以下の警察?

 支援者がタイヤ痕が捏造だと主張する根拠は、要するに、タイヤ痕が不自然なものである(あり得ない)というものですが、特にその形状に関しては(1.)「素人でもわかるお粗末なもの」などと言う人もいます。
 しかし、日頃交通事故を扱っているプロが、そのような稚拙な捏造をするというのもおかしな話です。
 そもそも、罪を着せるために証拠をでっち上げるのにわざわざ不自然な(説明ができない)ものを作るでしょうか?
 捏造のスキル(?)がなく、おかしなタイヤ痕しか描けなかったというのであれば、K氏が主張するように現場でタイヤ痕を確認させていないのなら、8ヶ月後に写真を見せるようなこともせず、タイヤ痕の捏造の方を隠蔽するでしょう。
 バスはABS付きだったのですから、支援者の理屈からすればタイヤ痕がなくてもバスが動いていた(急ブレーキをかけた)と主張するのには問題はないはずです。

→【8ヶ月後に見せられたタイヤ痕の写真】

 つまり、支援者の主張通りなら、警察は(鑑識も含めて)素人以下の知識しかないということになりますが、これはいくらなんでも無理があるでしょう。
 素人を騙すには十分であると考えたとしても、裁判になれば通用しません。
 だから、支援者は裁判所もおかしいという話をするのでしょうが・・・

地裁で惨敗した私達は高知県警科捜研の鑑定に対抗できる交通事故鑑定士を探していました。最初の鑑定士は業界では名が通った鑑定士でしたが、その先生の事務所は私達の送った資料を見ただけで「スリップ痕は本物」と判断された。「ンな馬鹿な!!」と別の鑑定士を探したが、どうにも見つからない。ある人にお願いしてやっと紹介していただいた鑑定士なんです。
http://littlemonky737.blog90.fc2.com/blog-entry-39.html

 この最初に依頼しようとした事故鑑定人も、素人以下なのでしょうか?
 それとも、既に警察に抱き込まれていたのでしょうか?
 弁護側や支援者が、なぜタイヤの捏造に固執するのか、なぜ他の可能性を考えようとしないのか、非常に不思議です。

→【弁護過誤?】
 
(追記)
2.タイヤ痕の先端部分が濃い(オタマジャクシ状)に関して。

 白バイが衝突して損傷したバスのフロント部分には、エアブレーキ用のエアタンクがあます。

(参照)
http://minkara.carview.co.jp/userid/361768/blog/7813673/

 エアタンク内には凝結水が溜まるようですが、オタマジャクシの頭は、タンクの損傷により噴き出した水ではないか、という説があります。
 エアタンク内の圧力が下がると警告音が鳴るようです。

(参考)
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa209836.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211935207
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1428180384

(略)衝突の、衝撃でバスの警告音が鳴り始めたので、
警告音を消すために、5、6秒かかって消し、それからバスを降り(略)
2010/6/24(木) 午前 11:02 [ zas*ou*954 ]

http://blogs.yahoo.co.jp/zassou1954/61965397.html (コメント欄)

→【再審請求/三宅鑑定】
→【三宅鑑定/タイヤ痕捏造疑惑】
 
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