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【三宅鑑定/タイヤ痕捏造疑惑】 

(1)スリップ痕様の痕跡は,当該バスの急ブレーキで印象されたものかどうか
スリップ痕(ブレーキ痕)については、左右後輪についての記録画像が全くない。また、事故発生後、バスの移動前のスリップ痕は右前輪の記録があるのみである。バス移動後にはじめて左前輪のスリップ痕の画像が記録されている。
しかし、バス移動後に記録されている左右前輪のスリップ痕画像は、スリップ痕先端部の濃度が異常に高いこと、この部分がタイヤの中心部と大きくずれていること、タイヤとアスファルト面での摩擦によるゴムの痕跡が見られないこと、タイヤ痕に生じる溝がないことなど極めて不自然である。
また、ブレーキ痕は数時間でその濃淡が変化しないが、本事故でのブレーキ痕濃度は撮影時間により大きく変化している。従って、ブレーキ痕と称している痕跡は液体などにより、人為的に偽造したと疑わざるをえない。

http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/67874017.html

 大慈彌鑑定では、前輪のタイヤ痕は「横滑り」によって形成されたものであると結論付けられています。
 急制動(急ブレーキ)によるロック痕ではないので、後輪のタイヤ痕は残りませんし、バスに乗車していた生徒が急ブレーキがなかったと証言していることとも合致します。

白バイがスクールバスに衝突した時、運動力学の第三法則である作用反作用の法則により、白バイが衝突した時の進行方向にスクールバスを移動させるような力を作用する
白バイの衝突によりスクールバスに力が作用するとスクールバスは力の方向に移動(押される)する。特に、本件はスクールバスの前端部に白バイが衝突しているため、梃子の原理でスクールバスの前部が横側に大きく異動する。 
スクールバスの前部に横移動が起きると、前輪に横滑りが生じ、タイヤと路面の間にすべりが起きる。路面上をタイヤが滑ると(こする)とタイヤと路面の接触部位のゴム質が剥離し、路面上に付着し黒いスリップ痕を印象する
本件の事故現場路面上に認められる。道路を横断する方向に印象された2条のスリップ痕は。上記した生成機序の通り、横移動していたスクールバスの前輪タイヤの横滑り痕(ヨーイング痕)と断定できる。
なお、横滑りする程度が前輪と比較して、後輪タイヤは少ないために本件のスクールバスの後輪タイヤによる横滑り痕は生成されない。

http://littlemonky767.blog102.fc2.com/blog-entry-639.html

スクールバスの前部を主に横方向への移動が生じだ場合、タイヤの回転する向きに対して、左側にバスの前部が移動(横滑り)することになる
ところで、走行中に急ハンドルをきると車体に回転運動が起きて、タイヤの回転する向きと車体が移動する方向が異なり、タイヤと路面との間に横滑り運動が起きる
すなわち、タイヤが回転する方向から少しでもスリップ角が付いた向きに自動車が移動すると、タイヤと路面の間に滑りが生じる

http://littlemonky767.blog102.fc2.com/blog-entry-636.html

イ)スリップ痕の先端部分が特に濃く印象されている理由 (いわゆるオタマジャクシ痕の形成理由)
アスファルト路面上に印象される黒色のタイヤ痕の生成機序は、路面との摩擦(スレ)によって剥離したタイヤ痕のゴム質部が、路面に付着したものである。
停止した位置にはタイヤ表面から剥離したタイヤのゴム質部がタイヤと路面の間に多く残って(溜まって)いるためにに濃く見えることがある。
なお、タイヤが停止した位置に残っているゴム質は、タイヤの停止のため、剥離したゴム質の路面部への付着力(こすり力)は弱い。このためにすぐに路面から取れることになる
ウ)スリップ痕にはタイヤの溝が印象されているか否か。されていない場合はその理由
本件の事故現場に印象されたスリップ痕にはタイヤの溝が観察されない。
タイヤが横滑り移動した場合、タイヤの溝の方向に対して横方向にタイヤが移動(擦れる)する。このため、タイヤの縦滑りと横滑りのときに生成されるタイヤ痕の機序を示した図3から分かるとおり溝は生成されない。

http://littlemonky767.blog102.fc2.com/blog-entry-628.html

 刑事裁判では、地裁はスリップ痕の先端部分が濃くなっている理由は、液体によるものだと認定していますが、高裁は「不明」としています。

なお、被告人運転車両を撤去してスリップ痕を撮影した写真の中には、その先端部分の色が他の部分に比べて濃くなっているものと、他の部分と同様の色になっているものとが存在する。実況見分調書を作成した警察官は、結局、色が濃くなっている現象について、原因は分からないと供述している。しかし、これまで検討した事情に加えて、本件事故によって最終停止位置付近の路上に被告人運転車両と被害者運転車両の辺りから液体が広がっていることを考慮すれば、これがスリップ痕の捏造の痕跡であるというよりは、事故後に現場に流出するなどした液体が被告人運転車両前輪の接地面に浸透し、その周囲は自然に乾燥するなどした後に、被告人運転車両が撤去され、乾燥前の潤滑面が現れたなどと見るのがむしろ自然であり(略)
(地裁判決文 7頁)

②の液体の由来の点についてみると、確かに、所論指摘のとおり、上記液体が、被告人車から漏れたとは考え難く、写真撮影報告書(略)によれば、(白バイ)から漏れたと認められ、原判決のこの点の認定は正確性に欠けている。(略)
③の色が濃い部分の出現原因の点についてみると、確かに、所論指摘のとおりであり、むしろ、被告人車が最終的に停止した前輪により強く路面に押し付けられて形成された可能性があるが、その発生機序は正確には不明であって、原判決の説示は正確性を欠いている。

(高裁判決文 8-9頁)

→【斜行スリップ説】
→【斜行スリップ説に対する疑問】
→【裁判ではタイヤ痕はどのように認識されていたのか?】
→【再審請求/三宅鑑定】
→【三宅鑑定/その他の専門的指摘事項】
  
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