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【KSBディレクター山下氏とジャーナリスト柳原氏にメールを送りました】 

 弁護側の主張をほぼそのままの内容で、報道番組を制作し本も出版した瀬戸内海放送(KSB)の山下洋平氏と、週刊誌等に記事を書いているジャーナリスト柳原三佳氏にメールを送りました。

(件名)「高知白バイ事故」裁判における「弁護過誤」の証拠

こんにちは。
「高知白バイ事故」の考察検証ブログ「高知白バイ事故は本当に冤罪か?」の管理人をしている保冷所です。

このところ、再審請求に向けた動きが活発になっているようですが、そもそも、本件の刑事裁判については、弁護側の主張が真実であると考えた場合、その弁護活動は、無実を勝ち取るためのものとしては、非常に不可解なものであり、これは「弁護過誤」であると評価しうる確証が得られました。

まず、以下の支援者のブログをごらんください。
http://littlemonky737.blog90.fc2.com/blog-entry-259.html

ここにアップされている科捜研の算定書(一部)には、バスの重心点の移動方向(角度)が、衝突により変化したことを前提に計算を行っていることが明記されています。

この点は、地裁判決文(14-15頁)には以下のように言及されています。
(以下引用)
(略)被告人運転車両の重心点の進路がずれる角度については、本件現場で撮影されたステレオ写真等を基にスリップ痕及び路面擦過痕の位置関係から被告人運転車両の前輪の進路がずれる角度を15度と認め、さらに被害者運転車両の速度が被告人により有利に算出されるように当該角度を25度とする場合も想定し、これを基に幾何学的検討をして重心点の移動角度をそれぞれ4度又は6度としており(略)
(引用了)

また、裁判に提出された写真では、バスのフロントタイヤは、ほぼ真っ直ぐの状態です。
http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/25491120.html

つまり、裁判に提出された証拠からわかることは、
・前輪の進路がずれる角度は15~25度
・重心位置の移動角度は4~6度
・前輪の向きはほぼまっすぐ
であり、このような条件を満たすバスの動きとして考えられるものは、衝突の衝撃で、前輪が横滑り(スリップ)を起こしたというものです。

また、以下のブログは、警察に批判的な方が、タイヤ痕の形状を分析したものです。
http://hachiman-kumori.blog.so-net.ne.jp/2010-02-09

管理人氏は、タイヤ痕とバスの前輪の軌跡は一致しないという見解ですが(私の見解は、コメント欄をご覧ください)少なくとも、タイヤ痕が横滑り痕に極めて近い形状であることは、図を見れば一目瞭然でしょう。

つまり、もし、証拠となったタイヤ痕が捏造されたものであるとするならば、これは、「急ブレーキのロック痕」ではなく、「横滑りのスリップ痕」として捏造されたものであり(しかも、現場で短時間で行ったとしたら、神業的に正確な形状を再現したことになります)科捜研も「横滑りのスリップ痕」として算定作業を行い、裁判に証拠として提出されたということなのです。

ここで問題なのは、以上のようなことは、事故鑑定人ならば、少なくとも科捜研の算定書を見た段階で、当然気づいてしかるべきだということです。

ところが、弁護側は、タイヤ痕は「急ブレーキのロック痕」(として捏造されたもの)であるとして、形状がおかしいとか、衝突の影響を完全に無視した急ブレーキ実験を「再現実験」と称し、その結果(1mのタイヤ痕は残らなかった)が「捏造」の証拠であるとか、主張しました。
これが、いかに的を外したものであるかは、もはや説明の必要はないでしょう。
タイヤ痕に関する認識が、そもそも間違っているのです。

本来ならば、警察・検察の説明がどうあれ、タイヤ痕は「横滑りのスリップ痕」であるとした上で、白バイの衝突ではバスが横滑りを起こすことはない、ということを証明すべきだったのです。
(つまり、タイヤ痕は本件事故とは無関係に形成されたものであるということです)

この証明は「PCクラッシュ」のような交通事故解析ソフトを使えば、容易に可能です。
ご存知のように、事故解析ソフトは入力するデータによって結果が変わってきますが、逆に言うと、シミレーションによってバスが横滑りを起こさない条件を絞り込むことができます。
この条件が、弁護側の主張する事故形態と一致すれば、無罪の強力な証拠となるわけです。

貴方が片岡氏の無罪を信じているならば、弁護士と事故鑑定人に、以上のことを聞いてみてください。
おそらく、彼らは明確な説明をすることができないでしょう。

彼らには、交通事故の事案を扱うだけの能力がなかったと言わざるを得ません。
片岡氏が再審無罪を望むなら、交通事故案件で実績のある弁護士と事故鑑定人に、改めて依頼をすべきでしょう。

貴方の、ジャーナリストとしての見識と良心に従った続報を期待しています。
なお、このメールは、私のブログで公開します。


(了)

→【裁判ではタイヤ痕はどのように認識されていたのか?】
 
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コメント

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Re: 既得権益による

コメントありがとうございます。
本件の「報道」に関する印象は、おそらく私と似たようなものかと・・・

本人が主張する分には、当事者として致し方ないと言えるようなことであっても、建前上は中立的な第三者であり、また、その建前を自身の信用の根拠にして仕事をしている立場の者が、明らかに破綻している言説までを真実であるかのように報じるのは、「お金」のためだと評価せざるを得ないと思います。

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Re: 週刊新潮2013/2/21号

内部告発ネタについては、裁判所がタイヤ痕捏造を、法廷に提出された証拠写真を根拠に否定している以上、片岡氏側が証拠写真の捏造を証明できなければ、告発者が何人現れようと、実際のところは無意味です。
その告発者が真実を語っているという、証拠が示されていないからです。

言えば、能力等の問題から出世できない警察官が、逆恨みで「告発」をしたとも考えられるわけでね。
もっとも、そういう警察官なら、本当に捏造があったと心底信じているかもしれませんが(笑)

三宅鑑定については、支援者サイト↓に報告があります。
http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/67874017.html

三宅教授が本当に捏造の証明をしているならば、三宅鑑定をマスコミ各社に配るべきでしょうね。
片岡氏側に、本気で再審無罪を勝ち取るつもりがあるならば、ですが。

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