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【検察審査会の判断について】 

 タイヤ痕の捏造について、バスの運転手(以下、K氏)は証拠隠滅等があったとして被疑者不明で高知地検に刑事告訴しています。
 告訴の事実と立証資料は以下の通りです。
 http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/34508937.html

一、告訴の事実
(略)被告訴人は白バイの高速訓練走行を隠しバスの一方的な過失により本件事故が発生したように見せかけるため、バスの左右前輪の後部にスリップ痕様の模様を描き(略)偽装工作を行った。

一、立証資料
① スリップ痕等解析書(略)
② バス走行実験映像
③ テレビ各局報道放送ビデオ(略)
④ 交通街頭活動中の殉職・受傷事故防止対策の推進強化について(通達文書)


 しかし、これで犯罪の嫌疑があるというのも無理な話でしょう。

 告訴の事実→【警察の隠蔽工作?】
 立証資料①→【タイヤ痕の謎?】
 立証資料②→【走行実験について】
 立証資料③→【マスコミ報道について】
 立証資料④→【白バイの違法訓練?】

 地検は不起訴とし、K氏は検察審査会に意義申立てをしました。
 審査会の結論は「不起訴不当」で、これは、正直言って予想外で驚きましたが、決議文を読んで納得できなくもないと思いました。
 決議文には以下のようにあります。
 http://littlemonky737.blog90.fc2.com/blog-entry-87.html

本件不起訴記録及び審査申立書を精査し。慎重に審査した結果は次のとおりである。
(1)検察官は、衝突現場の写真撮影報告書及び実況見分調書添付の写真及びネガフィルムを鑑定、分析するなどの捜査を行う必要があると思われる。
(2)検察官は、衝突現場にはバス車内の同乗者のほか野次馬等もいる中、ねつ造しうる状況ではなかった、という先入観を基に捜査の結論に導いているのではないか。
(3)バスの同乗者などの供述も参考にする必要があると思われる。
(4)申立人が実施した走行実験による鑑定結果に対して、検察官は別の専門家による検証を踏まえ、反論を行う必要があるのではないか。
(5)被疑者を特定するための捜査を行った形跡が認められない。
以上の様に、当検察審査会が指摘した事項は、検察官において、改めて検討したとしても、新事実の発見やその証明がなされるかどうか、期待されるところは少ないかもしれない。
しかしながら、それでもなお捜査が尽くされていないという感を完全に拭い去ることはできず、検察官の判断は市民の感覚として納得できない。


 マスコミでの取り扱いやネット上の論調を意識しているかのような内容です。
 一方で捜査の必要性を指摘しながら、他方で、新事実の発見やその証明がなされるかどうか、期待されるところは少ないかもしれない、とありますから、審査会も嫌疑濃厚な事案だと考えているわけではなさそうです。
 おそらく、巷で言われている「疑惑」に対して答えるべきだということなのでしょう。

 地検は再び不起訴で、時効目前だったためか、K氏側からの再度の不服申立てはありませんでしたから、どのような再捜査が行われたのかのは、わからないままとなりました。
 これは残念なことですが、「真相」は、現在進行中の国家賠償訴訟で明らかになっていくでしょう。

 ※ 国家賠償請求訴訟は、2012年11月9日付で敗訴が確定 
 
 
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