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【事故を目撃した白バイ隊員の証言について】 

 対抗車線を走行中に、事故を目撃した白バイ隊員は、事故を起した白バイの走行速度について60km/h程度だと証言してます。
 支援者はこの証言に疑念を抱き、偽証を疑っている人もいるようです。
 http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/652080.html

→【白バイは速度超過だった?】

●速度目測は神業?

 事故を目撃した白バイ隊員が、対抗車線を走行して来る白バイに気付いたときの(この段階では、中央分離帯の植樹越しに接近車両のヘッドライトを確認しただけなので白バイとは分かっていません)双方の距離は約180m、衝突時点での距離は約80m(高裁判決文13-14頁)です。
 この点、180m離れていた対抗車の速度がわかるのか(目測が可能なのか)、という疑問が提起されていますが、まず、速度は双方の距離の変化に基づいて判断するのですから、180m~80mまでの間に相手の速度を判断することになります。
 そして、目撃した隊員が証言した60km/hという速度は、制限速度を大きく上回っているわけはありません。
 つまり、対向車線を走行している車両が速度違反かどうか判断するのと同じようなことですから、発見→追尾→計測という方法で速度違反の取締りを行っている白バイ隊員ならば、日常的にやっていることでしょう。

 (追記)
 証言によると、衝突地点の約120m手前を走行中に、衝突地点より約55m先に被害者の白バイを確認、衝突時は衝突地点の約80m、つまり、発見から衝突までに約40m移動したことになります。
 目撃隊員の白バイの速度は50-55km/h(高裁判決文14頁)ですから、この間、約2.6~2.9秒(証言では3、4秒程度 地裁判決文16頁)で、被害者の白バイは約55m移動していますから、速度は約68~76km/hということになります。
 裁判所は、60km/hあるいはこれを若干上回る程度(地裁判決文16頁)と認定しました。

●ありえない偶然?

 白バイが、白バイが事故を起す瞬間を目撃するのはありえないような偶然である、という主張があります。
 支援者の話では、現場では白バイがよく高速走行していたという地元住民の証言があるということですが、現場付近で、頻繁に取り締まりが行われていたとしたら、複数の白バイが現場付近を走行していたとしても、それはむしろ当然でしょう。
 もちろん、それでも事故の瞬間を目撃する確率は極めて低いです。
 しかし、陰謀論ではあるまし、ある出来事が起きたかどうかを確率で語っても意味がありません。
 例えば、TVで飛行機が空中衝突したというニュースが流れたとして、空中衝突の確率は極めて低いという理由で、このニュースは間違いで空中衝突は起きていないと主張するようなものです。
 
 
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