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【合成写真?】 

 事故当時、バスの運転手(以下、K氏)は、警察が現場検証開始してから約9分後に逮捕引致されて現場から一旦離れ、再び現場に戻り実況見分に立ち会ったときには、既にバスは撤去されていました。
 弁護側は、K氏が現場を離れている間に警察がタイヤ痕を現場に描いたと主張しましたが、K氏がバスに乗車している写真にもタイヤ痕が写っており、弁護側の主張通りだとすると、時間的に現場でのタイヤ痕の捏造は難しくなります。
 支援者は、警察が無人のバスが写っている写真にK氏を合成したと主張しています。
 http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/44380048.html
 http://kochiudon2.blog105.fc2.com/blog-entry-86.html

→【実況見分と写真捏造疑惑】

 しかし、裁判に提出された写真の中で、衝突直後にタイヤ痕が写っているものは支援者が問題としている写真だけではありません。

(略)写真撮影報告書(略)を観察すれば、その中には、スリップ痕とともに被告人運転車両に乗っていた生徒らが降車する様子(略)などが撮影されている写真がある。
(地裁判決文5-6頁)

なお、写真撮影報告書(略)の2枚目(略)表上段、中段、3枚目表下段、4枚目表下段、同裏上段、中段、5枚目表下段、同表上段、中段、14枚目表全部、15枚目表上段、中段等の写真によれば、スリップ痕様のもの及び擦過痕は、衝突直後から存在しており(略)
(高裁判決文5頁)

 また、問題の写真にしても、本当に合成写真だと言い切れるようなもなのでしょうか?
 支援者は、ネット上にアップされている写真を基にして検証をしていますが、そもそも、この写真は2次資料です。
 オリジナル(証拠資料)をデジタル複写したものをパソコンに取り込みネット上にアップしたものですが、その過程でどのような作業が行われたかわかりません。
 一般にデジタル画像(データ)はコピーを繰り返しても劣化しませんが、JPEG形式の画像は画像展開→保存の繰り返しで劣化(非可逆圧縮)している可能性があります。

 (参考)
 JPEGはコピーで劣化する?
 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/qa/trouble/20040409/108386/
 JPEGと画質の劣化とIllustratorからのPDF保存
 http://chiruchirupon.blog119.fc2.com/blog-entry-23.html

 画像の劣化による「色むら」や「滲み」が生じると、一見、合成した画像のようにも見えます。
 実際、支援者が合成を疑っている写真を見ると、全体的に画像がシャープではないことがわかります。
 また、被写体の角度や光の加減次第で、一見、不自然(不可解)な写真になってしまうことだってあります。
 
 なにより、本当に合成写真だとしたら警察による証拠捏造の決定的な証拠になるのですから、疑いがあるのならば専門家に鑑定(画像解析)を依頼すべきでしょう。
 少なくとも、合成と画像劣化の区別ぐらいはできるはずです。
 国家賠償請求訴訟(※)では、写真捏造について争うようですが、原告(K氏)側はどうするのでしょう?
 今のところ、専門家に鑑定を依頼したという話は聞かれませんが、刑事裁判の時の事故状況と同じように、自らは鑑定を行わないつもりなのでしょうか?
 
→【裁判での弁護について】

 (追記)
 現在進行中の国家賠償訴訟請求において、K氏側は写真のネガの提出を求め、これが認められたようです。
 ということは、当然、写真鑑定も行われるでしょう。
 合成写真という結論が出てくれば、当然、裁判で証拠として使われるでしょうが、仮に、合成写真という結論が出てこなかったとしても、鑑定結果は公表して欲しいと思います。
 真実は一つなのですから。

 裁判所が認めたのは刑事裁判の訴訟資料の提出であり、ここにはネガは含まれていなかったようです。
 しかし、映画監督の高橋玄氏によると、専門家が画像自体の嘘を指摘しているということですから、これが本当なら、写真鑑定を行えば合成写真だと証明できるということであり、弁護側は既に決定的な証拠を握っていることになります。
 弁護側がネガの提出にこだわる理由がわかりません。

この事件の写真の分析については、専門家が画像自体の嘘を指摘しているので、ネガがあろうがなかろうがもとから破綻した証拠なのだけれども(略)
http://ameblo.jp/gen-takahashi/entry-10482434446.html (リンク切れ)
http://blogs.yahoo.co.jp/jbh024470000/37918533.html


国家賠償請求訴訟は、2012年11月9日付で敗訴が確定
ネガの鑑定は、現在進行中の再審請求手続の中で行われています

→【再審請求/三宅鑑定】
→【三宅鑑定/ネガ複製疑惑】
→【三宅鑑定/合成写真疑惑】
→【三宅鑑定/ドット痕の有無】
 
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