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【タイヤ痕の謎?】初版 

 支援者の、タイヤ痕が偽物であるという根拠としては、
 1.溝がなく曲がってハの字になっている
 2.先端の部分が濃い(オタマジャクシ状)
 3.色が茶色い
 4.アスファルトの凹みまで黒くなっている
 5.時間経過で色が薄くなっている
 6.翌日には消えていた
 というもがあり、液体(清涼飲料水)で描かれたものだと主張しています。

 1.
 弁護側の事故鑑定人が、そのようなタイヤ痕はあり得ないと説明していますが、それは、単純に「急ブレーキ」だけで付いたブレーキ痕の話です。
 ネット上では、衝突の衝撃による前輪の横滑り=斜行スリップの可能性が指摘されています。

→【走行実験について】
→【斜行スリップ説】

 2.
 液体で描かれたタイヤ痕で時間とともに薄くなるのならば、薄い部分から先に消えていくはずです。
 ところが、タイヤ痕の写真では、むしろ、オタマジャクシの頭の方が薄くなっているようなものがあります。
 頭だけを塗り足したとか、何らかの液体がバスのタイヤを伝って接地面に入り込んだとか、斜行スリップで最後にタイヤがロックしたとか、ネット上でも諸説がありますが、現時点ではいずれも、決定的とは言えない感じがします。

 3.4.5.
 これは、写真の色調やコントラストの問題でしょう。
 実際、ネット上にアップされている写真を見比べてみると、路面のアスファルト自体の色や濃さもまちまちです。
 そのような写真で、タイヤ痕の色や濃さを比べて意味があるのでしょうか?

 6.
 これは、事故の翌日に現場を確認したという人の証言なのですが、バスの運転手の主張によれば、タイヤ痕の写真を見せられたのは事故の8ヶ月後、つまり、事故の翌日には、当然のことですが、タイヤ痕の問題が持ち上がっていませんし、タイヤ痕に関する情報もないわけです。
 この証言者は、そのような状況で現場のどこをどのように確認したのでしょうか?

→【記憶=真実?】
 
 (追記)
 支援者がタイヤ痕が捏造だと主張する根拠は、要するに、タイヤ痕が不自然なものである(あり得ない)というものですが、特にその形状に関しては(上記1.)「素人でもわかるお粗末なもの」などと言う人もいます。
 しかし、日頃交通事故を扱っているプロが、そのような稚拙な捏造をするというのもおかしな話です。
 そもそも、罪を着せるために証拠をでっち上げるのにわざわざ不自然な(説明ができない)ものを作るでしょうか?
 捏造のスキル(?)がなく、おかしなタイヤ痕しか描けなかったというのであれば、K氏が主張するように現場でタイヤ痕を確認させていないのなら、8ヶ月後に写真を見せるようなこともせず、タイヤ痕の捏造の方を隠蔽するでしょう。
 バスはABS付きだったのですから、支援者の理屈からすればタイヤ痕がなくてもバスが動いていた(急ブレーキをかけた)と主張するのには問題はありません。
 つまり、支援者の主張通りなら、警察は(鑑識も含めて)素人以下の知識しかないということになりますが、これはいくらなんでも無理があるでしょう。

→【8ヶ月後に見せられたタイヤ痕の写真】

 素人を騙すには十分であると考えたとしても、裁判になれば通用しません。
 だから、支援者は裁判所もおかしいという話をするのでしょうが・・・

地裁で惨敗した私達は高知県警科捜研の鑑定に対抗できる交通事故鑑定士を探していました。最初の鑑定士は業界では名が通った鑑定士でしたが、その先生の事務所は私達の送った資料を見ただけで「スリップ痕は本物」と判断された。「ンな馬鹿な!!」と別の鑑定士を探したが、どうにも見つからない。ある人にお願いしてやっと紹介していただいた鑑定士なんです。
http://littlemonky737.blog90.fc2.com/blog-entry-39.html

 この最初に依頼しようとした事故鑑定人も素人以下なのでしょうか?
 それとも、既に警察に抱き込まれていたのでしょうか?
 弁護側や支援者が、なぜタイヤの捏造に固執するのか、なぜ他の可能性を考えようとしないのか、非常に不思議です。

→【弁護過誤?】  
 


→【タイヤ痕の謎?】改訂版
 
 
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【白バイの速度と回避行動】初版 

 裁判所の認定では、白バイの走行速度が60km/h+α、衝突速度は30~60km/hとなっていますが、衝突によりバスが「斜行スリップ」を起したと考えるならば、衝突時の速度は高い方が整合的です。
 しかし、衝突速度が60km/hだとすると、白バイはほとんど減速していないことになり、これは、不自然だと言うことで、支援者は白バイの100km/hを越える走行速度(減速して60km/hで衝突)を主張しています。
 しかし、減速せずに衝突することは、本当に不自然なことでなのでしょうか?

 検察(警察)側の鑑定では、白バイは右に車体をバンクさせた状態で、衝突したことになっています。
 これは、白バイが右旋回で回避を行ったということを意味します。
 現場の見通しは、最短でも約100mありましたから、仮に60km/hで走行していれば、これは確かに十分に停止可能な距離です。
 しかし、白バイは、直前になって旋回による回避を行った。
 バイクは急制動と急旋回は同時に行えません。
 つまり、回避行動を開始するタイミングが致命的に遅れていたということになります。
 問題は、その理由です。

 運転中に、自分の予測を裏切る他車の動きに不意を突かれ、ヒヤっとした経験はありませんか?
 走行中、前方に路外から道路に進入してくる車を発見、その車が自車が走行中の車線手前で一端停止ないし減速をしたら、ドライバー(ライダー)としてはどういう判断をするでしょうか?
 前方の車がこちらに進路を譲っていると思っても不思議はないですし、そのまま減速せずにバスの前方を通過しようとしても不自然ではないでしょう。
 しかし、道を譲っているというのが「勘違い」で、前方の車の運転手はこちらを確認しておらず、再び前進ないし加速を続けたら?

 計算してみました。

 60km/h、摩擦係数0.8での停止距離は30.22m(空走距離12.5m、制動距離17.72m)
 http://www.asahi-net.or.jp/~Zi3H-KWRZ/carstop.html
 (摩擦係数0.8は、バイク用ハイグリップタイヤを想定しました)

 仮に、白バイが60km/hで走行していたとして、バスが道を譲っていると判断し、衝突地点手前30mまでそのまま走行していたとしたら、停止するだけの距離の余裕はなくなります(停止が無理なら、旋回で回避するしかありません)。
 60km/hで30mを進むのにかかる時間は、約1.8秒です。

 検察側の主張する衝突地点は、道路端から7.2m(路側帯含む)
 道路幅は路側帯1.0m、第1車線3.5m、第2車線3.5m、右折車線 3.0m
 検察は バスが発進してから白バイと衝突するまで約5秒掛かっていると算出
 http://w7.oroti.com/~inout/log/genbashashin/ph_12.html

 単純計算では、衝突1.8秒手前は、第1車線と第2車線の境目付近です。
 バスがこの位置の手前で停止ないし減速をし、優先道路を走行する白バイ側が、こっちが通過するまでバスが待っていると思って走行を続け、そこからバスが発進ないし加速して出てきたとしたら、白バイは、回避行動が致命的に遅れ、ほとんど減速せずに衝突してしまうという可能性も、十分に考えられると思います。

 もちろん、白バイ側が「だろう運転」だったと非難することはできますが、少なくとも、減速せずに走行を続けたことが不自然であるとまでは言えないでしょう。

 (追記)
 仮に、バスが第1車線と第2車線の境目付近に一旦停止して、再発進の1.8秒後に10km/hで衝突したとすると、加速度は約1.54m/s2、進む距離は約2.5mとなります。
 衝突地点は、道路端(路側帯含む)から7.0m付近となりますが(路側帯1.0m+第1車線3.5m+2.5m)、検察の主張では7.2mですから、矛盾があるとは言えないでしょう。
 再発進時の加速度についても、旅客輸送に適する加速度は0.2G(1.96m/s2)未満とされているそうですから、矛盾がある数字ではないでしょう。

 (参考)
 バス運転のココロエ
 http://www.geocities.jp/untiyan/buskokoroe.html

 
 現場写真に、検察側が主張する衝突地点に向かって長く真っ直ぐに伸びるブレーキ痕のようなものが写っているのもがあり、白バイの急制動(高速走行をしていた)証拠ではないかという主張がありますが、事故を起した白バイ(ホンダVFR800P)はABSが標準装備ですから、直線状の長いブレーキ痕は残らないでしょう。

→【白バイは速度超過だった?】
→【バスの停止位置】



→【白バイの速度と回避行動】改訂版
  
 
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